せいせいかつ日記

大きな声では言えないような話をします。

慰み③

彼の家のあたりまでなんとか辿り着いて一報入れると迎えに来てくれた。
彼が地方へ旅立つ前日のことだった。


最後に過ごすのが私でいいのか?
などとからかったりしてみたが、彼は笑ってるだけだった。


玄関入って手前に彼の部屋があって、廊下を進んだ奥にリビングがあるらしい。
リビングには親御さんがいるようだがぼそぼそ彼の部屋で話をしているぶんには問題ないということだった。
それからしばらくは大学の話や、高校の話、これまでの話をした。
彼と2人でゆっくり話をするという機会も高校生活のうちに1、2回あるかなかったか程度だし、
ましてや彼の部屋に友人ではなく私がお邪魔しているのも考えてみればシュールな気がした。


それからしばらく雑談したあとに彼が
傷、見る?
と聞いてきた。
純粋に興味があったので素直に見せてもらった。
彼は服をまくって胸板を露出させた。


近くで見ると縫い口が隆起しているのがよく分かる。
よく見れば私が思っていたより長くメスが通っていた。
これから先、この傷が綺麗さっぱりなくなって、なめらかな皮膚と同化するということはおそらくないのだろう。
手術をしてから何年も経って、体は大きく肉体は鍛えられているのに、胸には確かに異形が巣食っている。


これこれ。
これが見たかった。


傷を愛おしく眺め、感嘆の声を漏らす私を彼は優しく見守っていた。
触っていいよと言われたので、遠慮なくそっと触れてみる。
これほどのを直に触ったのは初めてかもしれない。
私のテンションは最高潮に達していた。
彼はときおりくすぐったそうにしていたけど、なんだか楽しそうだった。
挙げ句に
舐めてほしい
と言い出した。


こういうこともあるんじゃないかと思っていたのでなんの驚きもなかった。
傷を舐められる機会なんて早々ないしな!
頼んできたことにも満足して、私は言う通りにした。


傷に舌を這わせたときに彼が息を飲むのが分かった。
体はすごく熱い。
そのまま傷だけでなく体にも舌を伸ばしてみると彼が声を抑えるように息をはいた。
なかなか良い反応だ。
私は調子に乗って首筋あたりにも唇を押し当てた。
彼女はこういうことはあんまりしてくれなかった、
と彼は言う。
やはり彼女は傷が怖かったらしい。
またこういうことに対して積極的でもなかったようだ。
前の女を上回るということの優越感みたいなのを初めて感じた。


そんなことを続けていると、
彼の顔が近づいてきてキスをした。
舌を絡め返すと、
積極的だね
と言って嬉しそうに笑った。
キスをしたり体に触れてみたり、舐めてみたり
そういうことをやっていると、彼は罰が悪そうな顔をして
下も触ってもらっていい…?
と言ってきた。
彼のはもうズボン越しにも分かるほど膨れ上がっていた。


こっちも見せてもらえるのか、ラッキーだな、
くらいの気持ちで私はベルトを外してズボンのチャックを下ろした。
すごく熱い。
そのままズボンを剥いで、下着の上から撫で回してみると、
彼が吐息を漏らして、体を震わせた。
しばらく撫でたあと、下着も脱がせて実物と対面した。


長さは平均くらいだが、亀頭が異常に大きい。
カリの段差がすごい。
かなり太いような気がした。


軽く触れて、手を上下にゆるゆる滑らせるだけで彼は満足していたようだけど、
私はこれをどうしても口に入れたくなった。
彼の許可も取らず顔を近づけると、
え!さすがにそこまでしなくていいよ
と慌てた。
しかし抵抗されることもなかったのでそのまま舌を這わせてみる。
彼女はこういうことはしてくれた?
聞きながらゆっくり口に含むと、彼はそれだけで身悶えた。
ときどきしてくれたよ、
と必死に答えていたけど、私は知っている。
こんなに奥まで咥えこまれたことないでしょ、
できないって言ってたもん。


彼は私がすること全てに驚いていた。
思わず笑みが溢れてしまうほど。
いつもは先っぽを可愛らしく咥えたりちろちろ舐めていただけだったらしい。
彼女もしたがらないし、彼自身も彼女にそこまでさせる気はなかったので特に不満もなかったという。
そんなんはフェラじゃねぇ卍


彼があまりにも良い反応をするので、
私は調子に乗って裏筋を舐めたり奥まで咥えて吸い上げたりした。
音はあまり立てると親御さんにバレるかもしれないので控えめに。
そのまま手も使いながら続けているうちに彼は口の中で達した。
イク前に私を引き剥がそうとしたけど拒否した。
ごめん、
そう言って彼は口に含んだものを吐き出すためのティッシュを取ろうと腰を浮かしかけたが、
それよりも前に胃に流し込んでしまっていたので意味がなかった。
飲み込まれるのも初めてだったらしく、これにはむしろ心配までしてくれたが、
私からしてみれば出すほうがもったいない気がするのだった。


彼女には何をさせるのも申し訳なかったけど、yukiは楽しそうにしてくれるから良いね。
彼は嬉しそうに笑った。

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