せいせいかつ日記

大きな声では言えないような話をします。

こないだのセックス 完結

それからDVDの続きを鑑賞して、その後彼のハマってるバンドのMVをぼーっと見てるうちに彼がうつらうつらしてきた。
イったあとはただでさえ眠いだろうし、その上今日は汗をかくほど動いていた。
そら眠い。
まだまだ起きていられそうな私の雰囲気に気を遣ってか、
とりあえず休憩
みたいなこと言って、まるで仮眠でもとるように眠りについた。
どーせ彼は朝まで起きない。
私もさすがにこの日は天井なんか眺めていずに彼に合わせて眠ることにした。
しかし下着で寝ることに慣れてないからなのか、くっついて寝ることに不慣れだからかやたら目が覚めて、
結局あまり熟睡はできなかった。
とはいえトータル時間で言えば7時間くらいは寝た。
普段より寝てる。


彼はこの日も朝からバイトだった。
また寝坊をしてはシャレにならないだろうと思い、先に目覚めた私は彼を起こした。
彼のことだからきっとバタバタ準備をして早々に帰るのだろうととっくに決めつけていたのだが、
私が体を起こして伸びをしていると
またムラムラしてきた、
などと言って私に触れてきた。
え、そんなことある?
男の子は起きたら朝勃ちをしてたりするらしいし、この日は下着で寝てたし?ということ?
いや関係ないか…
何より彼の行動が予想外すぎてすぐに私もその気になってしまった。


もう一回したくなってきた、良い?
と彼は少し申し訳なさそうに聞く。
全然良い。
時間も少し余裕があるし彼も大丈夫と判断したのだろう。
触れられていじられるだけですぐに声が甘ったるくなってしまう。
すぐそういう声出すよな、
と彼は私をからかったけど、やっぱりどこか嬉しそうな気がした。
あんまり前戯できてないけど、もういれても良い…?
と彼が聞く。
そもそも朝にもう一回できると思ってなかったので前戯の短さなんて全然気にならなかった。
すぐに了承した。
このときの正常位は昨日の夜よりまたぎこちない感じがして、やっぱり技術的にはあんまりだけど、
昨日から今日にかけて前回の何百倍も濃密だなぁと思った。
その後、彼は騎乗位で達した。
そしてやはり、
ありがとう
と言って優しくキスをするのだった。
私はしばらくこの日のことを思い出してにやにやするんだろうな。


こないだのセックスの話。

こないだのセックス⑥

正常位ちゃんと気持ちいいね、
と私は言った。
彼とセックスらしいセックスをしてる。
二人ともちゃんと興奮してて、ちゃんと気持ちいい。
すごく楽しい。
この上ない幸せを感じていた。
すると彼が
正常位とバックどっちが好き?
と聞いてきた。
正常位かなぁ…?
と正直に答えたが、どうやらバックもしたいということだったらしく私の返答はあんまり関係なかった。別に構わない。
やりたいのならなんでもやろう。
私は彼の誘導に従って、すぐに四つん這いになった。
穴を探さないと…
などと言いながら入れるのに手こずっていた彼だが、やがてそれも見つけてゆっくり侵入してきた。
ほんとに今日やばい。
入ってきただけでなんでこんなに気持ちいいんだ?
彼のは特別大きいわけでもないし、形に変わった反りがあるわけでもないのに。
まじで今日、やばい。


正常位よりバックのほうが難しいようで、先ほど以上にぎこちなく腰を動かしていた。
んー、難しい
などとぶつぶつ言っている。
だけど一方の私はそれなりに気持ちいいような気もしてきて、良いところに擦れる度に普通に喘いでいた。
彼がときどき背中にリップ音をさせながらキスをするので、それにも煽られた。
やがてよく分からないなりに彼も良くなってきたようで、
気持ちいいなぁ、
と時折漏らしていた。
良かった、なんなら彼が良くなってくれれば今日のセックスは成功なのだ。
それからもしばらく続けていると今度は逆にイキそうになって彼が動きを止めるようになった。
自分で動いてイケるようになったって相当な進歩なんじゃないか?
だけど、イったら彼は朝まで寝るのでもう少し粘ってもらうことにした。
動いてはイキかけて(?)止まり、また動いて
イキそうイキそうと言いながら止まりを繰り返して結局
ちょっと休憩しよう、
と提案してきた。
正直面白い。


彼はぐだっとベッドに仰向けに寝転んで、
入れたままにしておいてほしい
と言った。
再び上に跨る。
今日、調子良いかもしれない、
と彼が笑った。
だって、今日大きくなってるもんね、
と私が返すと、
昨日我慢できずに抜いちゃったけどな、
と言った。
彼は抜いたとか抜いてないとかいうような下ネタには普段反応せずに大概すかして流す。
だからあんまりイメージがわいてなかったけど、当然彼もムラっときたら自分で処理するような普通の男の子なんだな、
なんてことをこのとき思った。


入れる瞬間に私の口が彼のに吸い付いているのか、
それか入り口が窄んでいるのか、
なんにしろ入れる瞬間がほんとに気持ちいい。
それはどうやら彼も同じらしく、
彼のをつるっと飲み込んだときに艶を帯びた息を吐いた。
入ってきただけで気持ちいい…
私がそう言いながら余韻に震えていると、
めっちゃ可愛く見える、やばい
と彼は言った。
あー、その言葉でイキそう。
家に帰って冷静になってから
普段はどうなんだよ、
と思ったりしたけど、このときはそういう無粋なことは考えてはいけないのだ。
彼に跨ったままキスをしたり肌を撫でたりしばらくは動かずに触れ合っていた。
すると少ししてから
動いてよ、と彼が言った。
休憩意外と短いな。


なんか今日前したときより気持ちいい、
と私が言うと、
今日前より硬いからな
と彼が答えた。
やっぱりそうよね、硬いよね。
ガチガチのほうが気持ちいいもんなんだなやっぱり。
それから私が一生懸命腰を振っていると、
イッていい?
と彼が聞いてきた。
だいぶ頑張ってくれたし、許したろ。
いいよ、
と答えて再び腰を揺する。
騎乗位も普通に気持ちいい、
今日はほんとに良い日だったな、
そんなことを思いながらラストスパートをかける。
程なくして
いいよ、ありがとう、
と言って彼は達した。
イク直前まで何も言わないのは前と同じ。
イくタイミングも言われないと分からなかった。


あー、気持ちよかった!
と彼は言った。
前回は
あ〜やっとイケた〜!終わった終わった!
という感じだったので、こういう細かい発言にも嬉しくなる。
ほんとになんでこんなに違うんだろう。
ネットで勉強し直した?
それか彼は単に馬鹿正直なだけで、前回は良くなくて今回が良かったということ?
それか女の子に教えてもらった…?
いろいろ考えてしまうけど、とにかくこの日のセックスは個人的には申し分なく最高で、満足感が半端じゃなかった。
技術的にはまだまだなのになぁ。
私って単純だ。


その後すぐ彼は賢者タイムに入ったようで
、なんとなく興奮が冷めていくのが分かったがそれでも
ありがとう、
とキスをしたり
気持ちよかった
と口にしたり、なんとなくムードを壊さないように努力してくれている気がした。

こないだのセックス⑤

ゴムを付け終わったようなので私は彼の上に跨った。
乗ってくれるの?
と彼は意外そうに言ったが、
逆に騎乗位しかできないお前の上に乗らずにどうやってセックスするんだよ、
という気持ちだった。
当然それは言わず。
あんまり上手じゃないけどね…、騎乗位難しくない?
と自信の無さをアピールしておいた。


正直この日、セックスで良くしてもらおうなんて期待は微塵もない。
また彼をイカせる作業になるのだろうか?
せめて楽しくできたらいいな…
という程度に思っていた。
しかし彼のが思った以上に硬かったからなのか、私が興奮しすぎて敏感になっていたからなのか、
彼のが中に入ってきただけで快感が襲ってきた。
今日…やばいかもしれない。
そんなことをうっすら思っていたとき、
入れてすぐは動いたらダメなんだった、
と彼が私の太ももを掴んで動かないようにした。
あー、なんかネットとかにそんなこと書いてありますよね。
いや、律儀か。
彼の性格がセックスに表れてる感じがして、思わず笑ってしまう。


口や首筋にキスをしたり、胸をいじられたりしているうちに体をくねらせてしまって中が締まる。
腰が勝手に動いてしまって彼のを強く意識してしまう。
するとじきに、彼の腰もゆるゆる動き出した。
やばい、普通に気持ちいいかもしれない。
驚くような強い刺激はないけど普通に良い。
そもそも彼が騎乗位で腰の動きを手助けするなんてことができたことに驚いた。
顔を見つめたまま私がぬるぬる腰を浮かして彼がイクのを待つだけの前回のセックスはほんとになんだったの。
気持ちいい…
と彼が不意に漏らす。
ちゃんと気持ち良くなってくれてる。
それが嬉しくて、私はすごく舞い上がった。
興奮して感度もどんどん上がる。
気持ちいい、と私も思わず口にしてしまう。
私が思ってるセックスってこんなんだ!
と1人で感動した。
彼のは前回と比べ物にならないくらい硬くなっていた。
だから前みたいにやたら抜けたりしないのだろうか。
セフレとするときもよく抜けたと言っていたということは、今日はこれまでのセックスの中で有数の興奮してる回ということ…?
実際のところはわからないがそんな妄想をによって、彼のが擦れる度にとても幸福感を覚えた。
ガチガチだ…
と呟くと、すぐにその口はキスで塞がれた。
舌と舌が混ざり合うんじゃないかというような甘いキス。
腰の動きの合間に何度も何度もそれが繰り返されて、頭が真っ白だった。
少し動きが止まって、彼と顔を見合わせる。
思わず笑みが溢れる。
すると彼は急に呼吸を荒くして、私の首を両手できつく絞め上げた。
気道が急速に狭くなったのですぐに酸欠になる。
絞められている時間は比較的短くてすぐに解放されたが、私は息も絶え絶えになっていた。
興奮してしまった、
と彼は言う。
何にそんなに興奮したのか全く分からなかったし、急に息が荒くなったことにも驚いたが
首を絞められることになんの抵抗もない自分に一番驚いた。


私が呼吸を整えると、彼が
正常位の練習しよ、
と腰を浮かした。
あんなに拒絶してたのに自主的に練習!
偉い。
私を練習台にして次の女に行くのね、
とも思うけど、こういうときにはあえて考えない考えない。
私は彼の意志に従って、ベッドに仰向けになって脚を上げる。
彼は脚の間に割って入ってきてすぐに挿入した。
ちゃんとできてる?
と彼が聞く。
今日何が一番やばいかって入ってきただけで気持ちいいことだ。
できてる、でもそっちはちゃんと気持ちいい?
聞き返したけど彼の返事はなんとなく気がない感じで、まだ正常位がしっくり来てないのだろうと思った。
確かにやはりぎこちない。
まだ探り探りという感じだし、良いと思ってもすぐそこを外れたりしていた。
彼も自分が気持ちよくなる方法がわからないのだろう。
しかし前回とは比較できないほどによく動いていた。
ときどきすごく気持ちいいところを擦れたりして、私は声を我慢できなかった。
ぎこちないなりに結構気持ちいい。
彼の顔を見ているだけでもめちゃくちゃに興奮してしまうし、彼の匂いを感じるだけでも感度が増す気がした。
奥を彼のがぐっと押したときには一層はしたない声を高くしてしまう。
そんな私の様子を彼はすごく優しい眼差しで見つめていた。
さらには
可愛いなぁ、
なんでそんなに可愛いの?
などと耳を疑うようなことを言って笑っていた。
無理過ぎる。
こんなの興奮するなというほうが無理だ。
これ以上興奮させられたら私はおかしくなりそうだった。
既に頭が沸騰しそう。
可愛いって言われたら興奮するから…
やめてくれと続けようとしたが、中で彼のが動くことに気を取られてそれ以上何も言えなかった。
彼は
あー、しんど!
などと言いながらも必死に試行錯誤し、私の痴態を見てふふ、と笑ったりした。
それからしばらくして
やっと動き方分かってきた、
と言った。
激しい動きなんてものはないが、なんとなく形にはなってきて、安定もしてきた。
動き方がわかったというのはおそらく彼自身がよくなる方法も掴んできたという話で(むしろそっちがメインか?)
気持ちいい、やばい!
と嬉しそうに何度も言っていた。
それを見て私もすごく嬉しくなる。
両方が気持ちよくなれるのがセックスの醍醐味だ。
しかも私が気持ちいいところは彼も割と気持ちいいらしかった。
やっと繋がれた気がした。

こないだのセックス④

前回のフェラなんて大半が無理やり押さえつけられていただけで、普通に舐めてたら早々と止められた。
しかし今回は好きなようにさせてくれる。
セフレよりフェラ上手いと思う、
みたいな言い方しかこないだはしてなかったのが今回は
気持ちいい、と言ってみたり
私のフェラしている様子を見て
エロいなぁと何度も言ってみたりする。
ずいぶんな変わりようで一体何があったのかと心配になるレベルだった。
そういうことは言えない人なんだと思っていた。
「考えてることもっと教えて」と頼みはしたけどその話をしたのも少し前だし
気持ち良いとか可愛いとかそういうのを聞きたい、
という部分はあえてぼやっとさせておいたのにこうも変わったのか?
それとも前回は緊張していて言葉少なににっていたとか…?


エロいなぁと言われる度に胸がきゅうとなって仕方なかった。
頑張ってフェラした。
すると、そろそろ入れたくなってきたなという話になったので、
その前にトイレに行きたいと言った。
ムードが壊れそうだからほんとは我慢したほうがいいんだろうけどお酒を飲むとどうもトイレが近くてだめだ。
嫌がられるかと思ったけど彼も行きたかったらしく一旦中断してトイレに行くことに。
私が先に済ませて彼を待ってる間、
前回のときに「トイレ行きたいけど行ったら舐めてくれなくなるよな」と言われたのを思い出した。
セフレは潔癖なのかもしれない。
それともそれが普通?


彼はベッドに戻ってきて、
濡らし直さないと、
みたいなことを言った。
またたくさんキスをして、体に優しく触ってくれた。
それから中に指が入ってきた。
そのときには比較的潤っていて、少し動かされただけでまたとろとろになった。
それを感じ取ったのか、彼は少し微笑んでいた。
どこが気持ちいいか教えて?
と指をゆっくり動かしながら聞く。
彼の感覚を追いながら、なんと答えるか考えている間、彼はいろいろな触り方をしていた。
奥の方まで指が届いたとき、思わず
嬌声が漏れた。
奥が良いと答えると、彼は
どうやって触るのがいい?
と中を掻き回したり、指で押したりした。
どれも好きで困る。
どんどん愛液が溢れてきて、
良い音鳴ってるし
と彼に笑われた。


私がまた彼のを舐めようかと手をかけたとき、それは既に先程のような硬度になっていた。
そっと撫でたあとに、再びに口に含む。
あー、気持ちいい、
と彼は体を震わせた。
やっぱり気持ちいいって言ってもらえるとモチベーションが上がるな。
一生懸命しゃぶっていると、頭に手を置かれた。
すごく嫌な予感がした。
それは的中して、私はまた喉奥に彼のそれを受け入れざるを得なくなったのだった。
鼻呼吸を整えることもできず、とりあえず嗚咽しないように息を止めた。
もう無理だと思ったときにやっと解放された。
ごめん、と彼は笑う。
すぐやらせる!このドS!と私は抗議の声を上げた。
何にそんなに興奮するのか聞いたところ、
人の苦しそうな顔に興奮するということらしい。
変態だ。
だけどその日そういうことをされたのはこの一度きりだった。
私が本気で喜んでいないことを分かってくれたのだろうか。


そのあともしばらくフェラを続けていると、彼に止められ、
そっとキスをしてくれた。
フェラした口にすぐキスをすることには抵抗ないタイプの人なんだなと思った。
抱き合って体を触れ合わせたり、何度かキスをしたあとに
入れたくなってきた
と彼が言うので、私はすぐに了承した。


彼がゴムをつけてる間、私はふわふわしていた。
よくゴムをつけてと他の人には言われるが、彼は言わないしいつも自分でさっとつける。
彼は私が知ってる男の子たちとはだいぶ感性が違うのだろうなと至る場面で感じる。

こないだのセックス③

チョコが溶けてなくなったところで、彼は私の服を脱がせた。
トップスとインナーと下着を着ていたが、上2枚は割と早々と剥がれた。
前回のセックスでは下着に対してしっかりコメントをしていた印象だったが、この日は特にない。
なかったことそのものより、あれは彼の中のルールではなかったのだということに関心があった。
なんなら下着もこの日は早いうちに外された。
キスをしながらブラのホックに手を伸ばすのは彼のやり方らしく、
さすがに今日は外されたの気づいてた?
と笑うのがなんとなく愛おしかった。
何を言われたか正確には覚えていないが、前述したようにこの日の彼は前回ほど意地悪ではない。
困らせるようなことをあえて言ったり、嫌な言い方をしたりしない。
逆に前回のような小慣れ感も薄れていて、
これが本来の彼なのだろうか、
とぼんやり思った。


下も気づけば脱がされていた。
酒で酔ったのか、快感に酔ったのか、既に若干朦朧としていた気がする。
彼の指が入ってきたとき、中はくちゃくちゃといやらしい音を立てていた。
すごい良い音してる、
と彼は少し嬉しそうだった。
こちらが興奮していることに対し彼が何を思うのかは分からないが、すごく人間味を感じた。
中で指が動いて息が上がる。
声が漏れるのを抑えられない。


すると彼は、前回一度も触れなかったクリを探し当てた。
あの日の後、「クリを触る習慣は前のセフレにはなかったのか?」というような話を私がしたのを覚えていたのだろう。
これで合ってる?
ときごちなく触れる。
もう少し、優しくでいいよ、触れるか触れないかくらいでも
と要望を伝えながら、彼の指の感覚に意識を集中した。
正直気持ちいいのか良くないのか分からなかったが、彼が私の発言を気にして前戯を改良しようとしている姿勢に感動した。
私の反応をみてか、彼が
自分でして見せて
と言ってきた。
まさかの自慰を見せる展開。
彼は再び中に指を入れ、くちゅくちゅといじり始めた。
ほら、早くクリいじって見せて、勝手に手止めないでね
私を指で犯しながらそんなことを言うのだった。
その他キスをしたり、耳に舌を這わせたりしながら、私が指を小刻みに動かすのを見ていた。
恥ずかしいのに、すごく興奮していて夢中になった。
けれど私は自慰は脚を曲げたままだとイケない。
また彼の手ともぶつかってあまり思うようにもクリを触れなかったのもあり、イクのは無理だと感じた。
私はまたここでイクふりをしてその場を収めた。
イキこそしないもののこんな贅沢な自慰があるのかという幸福感があった。
彼はやらせておいてそのあとクリを触ることもなかったし、この行為に対してのコメントも特になかった。
しかし私がイッた(フリをした)後、抱きしめてくれた。


この日は私が促さずとも彼はすぐに脱いだ。
とりあえずベッドに移動する。
彼はまた私の体のいろいろなところを愛撫して、何度もキスをした。
キスをするだけでも一苦労だった前回はなんだったのか。
したいとねだれば顔を背けられ、拗ねて諦めれば頭を掴んで無理やりキスされて。
こいつはなんでこんな拗らせたドSになってしまったんだろうと考えていたが、この日の彼はむしろキスを求めてくる感じすらあった。
こっちのほうが私は好きだな〜
意地悪はたまにでいい。
体にいやらしく触れ、私から嬌声が漏れれば
すぐそんな声出すよな
と嬉しそうに笑う。
なんだか楽しそうに見えた。


彼の体にも触れていいか聞いてみた。
だいたい触れたり舐めたりすると、別にそこは気持ちいいところじゃないから、と跳ね除けられるのだが
私がしたいからさせて
と頼むと意外とすぐに了承してくれた。
あまり敏感ではないほうなのか、私がセンスがないのか彼の性感帯にはなかなか辿り着かない。
しかし好きなように彼に触れられるだけでこちら側には満足感があった。
彼は多少迷惑だったかもしれないが。
体のいろいろなところにキスをしてから
下、舐めて良い?
と聞くと
いいよ。
とすぐに許しが出た。
彼のはもうガチガチに硬く大きくなっていた。
舌を這わせると彼は息を吐いた。
また今日もイラマさせられるのかな?
と茶化して聞くと
一回はしてもらうかもなぁ
とニヤリと笑った。
イラマチオは苦しいだけだし全然好きじゃないけど、彼がさせたいならまあいいかという気持ちになる。
彼のを咥えてゆっくり上下にしごいた。
その感覚に浸るように彼は目を閉じて、
あー、気持ちいい
と何度か漏らした。
それからも続けていると、私の方を見て
エロいなぁ…動画撮りたいな
などと言っていた。
撮ったらだめだよ、何に使うの
と聞くと
家に帰って1人でするときに見たい、
と言った。
帰ってから私を思い出して抜く状況に思いを馳せて興奮した。
動画は撮らせないけども。